AR盗撮という言葉からASKAの状態がある程度分かる。
ASKAはスマホにAR盗撮のアプリを入れられていたと言っていた。
つまり、スマホで監視されていると思っていた訳だ。
ASKA曰く、ズームで200倍まで・・・
この感覚は、「される側」の感覚ではなく「する側」の感覚だ。
どんな高度な技術を使おうとも、基本的な事は変わらない。
盗撮するにはカメラが必要であり、そのカメラは本人に向けられなければ写らない。
自分で持っているスマホのカメラでは200Mのズームなど必要ない。
しかも、歩きスマホしていなければ、スマホは鞄の中かポケットの中で何も写らない。
そうした事からASKAの今の感覚が見えて来る。
つまり、自分の持っているカメラで、自分をズームで写す感覚。
それは他人目線と自分目線の混同を意味している。
つまり、自他境界が曖昧になっている事を示している。
そもそもAR技術とは拡張現実であり、ポケモンGOにも搭載されており、カメラで写した現実の風景にバーチャルの映像を合成する技術だ。
それは、現実の中に妄想が見えている事も示している。