洲本で発生した事件

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今日、洲本で発生した事件の容疑者は、集団ストーカーの被害を訴えていた。

今まで何人も包丁等を用意していた「自称被害者」を見てきたが、彼等が犯人だと思っている人が何かをしている訳ではない。

勝手に思い込んでいるだけだ。

人はそれを「妄想」と言う。

勝手な妄想で殺されたら目も当てられない。

しかし、集団ストーカーなどで検索すると、被害を主張する人のブログ等が山の様に出て来る。

それは氷山の一角に過ぎず、ネットで発信していない人はその数倍いる。

その人達の全てが予備軍になる。

問題は、近所に予備軍がいても分からない事だ。

自分には関係ないと思っていても、全く知らない誰かから犯人と思われ、見ず知らずの人から狙われているかもしれないのだ。

 

隣人を犯人だと思い込み包丁を用意していた人、向かいの人を犯人だと思い込み向かいの人の生活を常に監視し続けている人、歩道ですれ違う子供を犯人だと思い込んでいた人、そんな人を何人も見て来た。

そうした人達が検索でヒットする人の数の数倍いる。

 

それはもう人事ではない。

他人事だと思っていても、知らない所で集団ストーカーと言う妄想を持っている人に犯人と思われて狙われているかもしれないのだ。

集団ストーカーと言う妄想は、妄想として片付けるには危険過ぎる。

 

報道によると容疑者は10月まで入院しており「妄想性障害」と診断されているらしいが、集団ストーカーと言う妄想は妄想であって妄想ではない。

精神疾患者の妄想への対応は「否定も肯定もせず」が基本だが、集団ストーカー妄想は著書「集団ストーカーと言う被害妄想ガスライティングと言うマインドコントロール: 被害妄想とは何か、その原因と対策 [Kindle版]」の中でも書いている様に、インターネットを見る事で陥るマインドコントロールなので、妄想性障害との診断を受けて治療してもマインドコントロールを外さない限り良くなる事はない。

治療と同時にマインドコントロールを外さなければ治療の効果は薄いだろう。

 

集団ストーカー妄想に陥った人を、手に負えないからと放置すると今回のような事件に発展しかねない。

かと言って、彼等に説得は無意味だ。

特に、十年選手の様にどっぷり集団ストーカー妄想に浸かって来た人の妄想を消すのは不可能に近い。

しかし、初期なら集団ストーカーと言うマインドコントロールを取る方法はある。

それは言葉ではなく経験で世界観のイメージを刷新する事だ。

 

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